若い世代が受け継ぐ無形文化遺産「レバ踊り」 中国西蔵自治区

2025-09-22 10:15:10

9日、ラサ市第2中等職業技術学校で、レバ踊りを練習する生徒たち。(ラサ=新華社記者/張笑宇)

​中国西蔵自治区のラサ市第2中等職業技術学校のダンス教室で、十数人の生徒が軽やかにレバ踊りを踊っている。つま先で回転するたびに、スカートの裾や色鮮やかなひもで編まれた髪が大きく広がり、しなやかさと力強さに満ちあふれている。

レバ踊りは太鼓を使った舞踊の一形態で、語り、歌、踊り、アクロバットを融合させた総合的舞台芸術として知られる。2006年には第1次国家級無形文化遺産リストに登録された。同校はレバ踊りを専門課程として取り入れており、一部の学校では休憩時間のラジオ体操にレバ踊りのステップを取り入れている。

9日、ラサ市第2中等職業技術学校で、レバ踊りを練習する生徒たち。(ラサ=新華社記者/丁増尼達)

レバ踊りは歳月のぬくもりを宿す伝統芸術であり、時の流れとともに鮮やかさを増し、若い世代の生き生きとした動きにより、新たな命が吹き込まれている。

11日、ラサ市実験小学校で、レバ踊りの練習の合間にカラフルなレバ太鼓を掲げる児童。(ラサ=新華社記者/晋美多吉)

9日、ラサ市第2中等職業技術学校で、レバ踊りを練習する生徒たち。(ラサ=新華社記者/丁増尼達)

13日、ラサ市の塔耶梅朶(タイメド)美育訓練センターで、レバ踊りを練習する子ども。(ラサ=新華社記者/晋美多吉)

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